日本大学大学院知的財産研究科

マスコミ倫理懇談会全国協議会シンポジウム

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福田充教授が、マスコミ倫理懇談会全国協議会のシンポジウム「イスラム国による日本人人質事件と報道~ジャーナリズムに問われたもの」でコーディネーター、司会役を務めました。

マスコミ倫理懇談会全国協議会が第28回公開シンポジウムとして開催したもので、6月22日に東京内幸町のプレスセンターホールで開かれ、学生や社会人など一般参加者、マスコミ関係者などで開場は満員になりました。パネリストは日本女子大学文学部の臼杵陽教授、朝日新聞国際報道部長の石合力氏、TBSテレビ外信部長の井上洋一氏、フリージャーナリストの土井敏邦氏です。臼杵教授は「イスラム国」によるテロリズムの問題について報告、石合氏は新聞社の観点からテロリズムや戦場など新聞記者の危険地取材のあり方について報告されました。井上氏はテレビ局の立場からテロリズムと映像使用のあり方、ニュース報道のあり方について報告、土井氏はフリージャーナリストの視点から日本の組織メディア報道の問題を指摘されました。新聞社やテレビ局を代表する立場の記者、ジャーナリストが、研究者とともにテロリズムとメディア報道について議論した画期的なシンポジウムとなりました。

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福田 充(ふくだ みつる)

1969(昭和44)年生まれ。コロンビア大学客員研究員を経て、日本大学大学院新聞学研究科教授。博士(政治学)。東京大学大学院・博士課程単位取得退学。専門はテロや災害などメディアの危機管理。内閣官房等でテロ対策や危機管理関連の委員を歴任。著書に『メディアとテロリズム』 (新潮新書) 、『大震災とメディア~東日本大震災の教訓』(北樹出版)などがある。

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