日本大学大学院知的財産研究科

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石川 徳幸准教授

石川 徳幸

主な学歴・職歴

日本大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻修了(博士・政治学)

主な研究テーマ

日露開戦過程におけるメディア言説、戦前日本の国粋主義とジャーナリズム、言論機関の党派性に関する研究

主な著書・論文

単著『日露開戦過程におけるメディア言説』櫻門書房、2012
共著『日本のジャーナリズム』櫻門書房、2013
共訳『マス・コミュニケーション研究』慶應義塾大学出版会、2010
「戦後日本の『新聞教育』と日本新聞協会」
「プレス・キャンペーンとしての大隈条約改正論争」
「史料としての新聞」
「政教社のロンドン海軍条約反対運動に関する一考察」等

小林 聡明教授

小林 聡明

主な学歴・職歴

一橋大学社会学部卒業
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学(博士・社会学)

主な研究テーマ

東アジア現代史(政治・ジャーナリズム・社会・文化)
東アジア地域研究(韓国・台湾・中国)
東アジアーアメリカ関係(政治)

主な著書・論文

『アポリアとしての和解と正義』(共著、明石書店、2023年)
『文化冷戦と知の展開』(共編著、京都大学学術出版会、2022年)
『サンフランシスコ講和と東アジア』(共著、東京大学出版会、2022年)
『在日朝鮮人のメディア空間』(単著、風響社、2007年)

小林 義寛教授

1983年 神奈川大学法学部法律学科卒業
1995年 日本大学大学院文学研究科社会学修了
2000年 日本大学法学部専任講師
2004年 日本大学法学部助教授
学位 修士(社会学)日本大学

・研究テーマ
日本のメディア文化、サブカルチャーを中心に研究。特に、日本のポップカルチャーと日常生活との関係に焦点を当て、ファンの諸活動などに関してフィールドワークを実施。また、日本のポップカルチャーやそれらに関係するファンの活動が諸外国の中でどのように受け入れられ、どのような関係をもっているかについても調査を行う。

「メディアファンによる創造的活動に関する考察」1995年-現在
「日本におけるテレビと視聴者に関する考察」2000年-現在
「情報コミュニケーション・テクノロジー(ICT)と日常生活に関する考察」2002年-現在
「サイバー・スペースにおける文化と権力に関する考察」

・教育・研究活動状況
日常生活とメディアにおける表象文化とファン・カルチュアおよび情報コミュニケーション・テクノロジーに関する調査研究

・共同・受託研究実績
「多様コンテンツにおける市場分析とコンテンツマーケティング開発」2009年-現在

・主要著書
『それぞれのファン研究―I am a fan―』(風塵社)2007年
『ポピュラーTV』(風塵社)2009年
『テレビはどう見られてきたのか(共著)―テレビ・オーディエンスのいる風景―』(せりか書房)2003年
『テレビジョン・ポリフォニー(共著)-番組・視聴者分析の試み-』(世界思想社)1999年
『「水俣」の言説と表象』(藤原書店)2007年

・主要論文
「ICTを媒介にしたファン活動 ジャーナリズム&メディア」 2011年

「from Folk to Filk-「密猟的文化」あるいは草の根の創造的活動の可能性へむけて-」(生活学論叢)1996年
「語られていながら語られていない歴史物語としての『もののけ姫』」(政経研究)2000年
「日常生活空間における情報テクノロジー
―ドメスティケートされるテクノロジーとテクノロジー化する生活に関する覚書―」(生活学論叢)2003年
「メディア教育課程に関する覚書」(政経研究)2004年

・主要研究発表
「ファン・カルチュアの現在―男の子文化・女の子文化―」(日本マス・コミュニケーション学会)2007年
「境界とオーセンティシティ―ファンダムをまじえながら―」(北東アジアシンポジウム(第2回))2006年
「情報テクノロジーの受容空間としての家庭」(日本マス・コミュニケーション学会)2002年
「テレビの日常性とオーディエンス(ワークショップ企画・報告)」(日本マス・コミュニケーション学会)2002年
「メディアと市民との連携の模索――パブリック・ジャーナリズムの試みを考える――」
(日本マス・コミュニケーション学会)1997年

・その他研究業績
「情報コミュニケーション・テクノロジー(コンピュータ・インターネット等)と家庭の日常生活に関する調査」
2002年-現在
「メディア・ファンダムへの参与観察」1994年-現在

佐幸 信介教授

佐幸 信介

主な学歴・職歴

法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学
社会学、メディア研究

主な研究テーマ

空間やモビリティの視点から、メディアや都市、地域社会、建築との関連について研究を進めている。また、メディアとジャーナリズムとの関係について、ジャーナリズム「界(場)」の成立を社会学的に検討を進めている。

主な著書・論文

『国道16号線スタディーズ』(共著、塚田修一・西田善行編著、青弓社)
『コミュニケーション資本主義と〈コモン〉の探究』(共著、伊藤守編著、東京大学出版会)
『空間と統治の社会学』(青弓社)

笹田 佳宏教授

笹田 佳宏

主な学歴・職歴

1991年 日本大学法学部新聞学科卒
1991年 日本民間放送連盟入社、機関紙「民間放送」記者、報道、オリンピック、FIFAワールドカップなどを担当
2003年 日本大学大学院総合情報社会研究科修了
2005年 日本大学法学部新聞学科非常勤講師
2017年 日本大学法学部新聞学科准教授

主な著書・論文

『新放送論』(共著、学文社、2018年)
『放送制度概論‐新・放送法を読み解く』(共著、商事法務、2017年)
『新版 概説マス・コミュニケーション』(共著、学文社、2010年)
『放送法を読み解く』(共著、商事法務、2009年)

塚本 晴二朗教授

1989年 日本大学法学部助手
1994年 日本大学法学部専任講師
1998年 日本大学法学部助教授
2003年 日本大学法学部教授
2004年 イリノイ大学コミュニケーション研究所客員研究員
2010年 日本大学大学院新聞学研究科教授
2012年 博士(コミュニケーション学)取得
2014年 日本出版学会副会長

主な研究活動

・研究テーマ
ジャーナリストの倫理学的行為規範の追究

・主要著書
[単著]『ジャーナリズム倫理学試論』(南窓社)2010年
[共著]『出版メディア入門 第2版』(日本評論社)2012年

・主要論文
「プライバシー侵害に関する倫理学的考察-『逆転』事件を手懸かりとして-」
「出版研究」[日本出版学会]2012年
「アメリカ・ジャーナリズム倫理学における行為規範の基盤」
「ジャーナリズム&メディア」(日本大学新聞学研究所)2010年

・口頭発表
「権利の倫理学と共通善の倫理学-出版ジャーナリズムにおけるプライバシー侵害の新しい視点-」[日本出版学会]2011年
「アメリカ・ジャーナリズム倫理学の史的展開」[応用倫理研究会]2011年

研究指導内容

応用倫理学としてのジャーナリズム倫理学の研究指導を行う。
ジャーナリズムの倫理が注目される昨今、集団過熱取材であるとか、プライバシー侵害といった事例が研究対象として、よく取り上げられる。もちろん最終的にはそのような事例を扱えるように指導するが、規範理論は、当為を問題とするものである。
したがって、どのような視点から対象をみるのか、そうしたものをまず確立することに、研究指導の重点を置く。

中 正樹教授

中 正樹

主な学歴・職歴

1997年 早稲田大学大学院人間科学研究科生命科学専攻修士課程修了
2000年 武蔵大学大学院人文科学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学
2004年 博士(社会学)取得
2004年 千里金蘭大学人間社会学部情報社会学科専任講師
2008年 静岡大学情報学部情報社会学科准教授
2019年 日本大学法学部新聞学科准教授

主な著書・論文

『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために<第2版>』(共著、2018年、世界思想社)
『情報社会とコミュニケーション』(共著、2010年、ミネルヴァ書房)
『テレビニュースの解剖学』(共著、2008年、新曜社)
『「客観報道」とは何か』(単著、2006年、新泉社)

平井 智尚准教授

平井 智尚

主な学歴・職歴

2009年 慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻後期博士課程単位取得退学
2010年 一般財団法人マルチメディア振興センター情報通信研究部研究員
2019年 日本大学法学部専任講師
2021年 博士(社会学)慶應義塾大学

主な研究テーマ

インターネットと文化(ネットカルチャー)を軸としながら、コンテンツやコミュニケーション、ならびにそれらをめぐる諸現象について、メディア研究、文化研究、社会学などの知見を手掛かりとしながら、調査研究を実施している。

主な著書・論文

「くだらない」文化を考える――ネットカルチャーの社会学』(単著、七月社、2021年)
『メディア・社会・世界――デジタルメディアと社会理論』(ニック・クドリー著、共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)
『ニュース空間の社会学――不安と危機をめぐる現代メディア論』(共著、世界思想社、2015年)

三谷 文栄准教授

三谷 文栄

主な学歴・職歴

慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学
博士(法学)

主な研究テーマ

ニュースを中心としたメディアの言説分析、感情をめぐる政治とメディア、日韓歴史認識問題のメディア言説、外交政策とメディアに関する政治コミュニケーション研究

主な著書・論文

単著『歴史認識問題とメディアの政治学―戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析』(勁草書房、2021年)
共著『Routledge International Handbook on Electoral Debates』(J.Juárez-Gámiz, C. Holtz-Bacha, A. Schroeder eds., Routledge, 2020)
共著『戦後日本のメディアと原子力問題―原発報道の政治社会学』(山腰修三編、ミネルヴァ書房、2017年)
共訳『メディアと感情の政治学』(K.ウォール=ヨルゲンセン著、勁草書房、2020年)

山口 仁教授

山口 仁

主な学歴・職歴

2001年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
2006年 同大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学
2006年 財団法人国際通信経済研究所
2007年 財団法人マルチメディア振興センター
2010年 帝京大学文学部
2020年 日本大学法学部
2012年 博士(法学)慶應義塾大学

主な研究テーマ

ジャーナリズムにまつわる諸現象について、主に社会的構築主義の視座から理論的に研究しています。

主な著書・論文

『メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実』(単著・勁草書房、2018年)
『対立と分断の中のメディア政治』(共著・慶應義塾大学出版会、2022年)
『メディア・社会・世界』(分担訳・ニック・クドリー著、山腰修三監訳、慶應義塾大学出版会、2018年)

米倉 律教授

米倉 律

主な学歴・職歴

1994年 早稲田大学大学院政治学研究科修了
1994年 日本放送協会(NHK)入局・報道番組ディレクター
2010年 NHK放送文化研究所主任研究員
2019年 日本大学法学部新聞学科教授
2019年 タンペレ大学客員研究員

主な研究テーマ

テレビドキュメンタリーにおける「戦争の記憶」の表象の歴史的変遷、テレビドラマや紀行番組などと戦後日本社会との関係史、といったテーマを研究している。

主な著書・論文

『「8月ジャーナリズム」と戦後日本 ―戦争の記憶はどう作られてきたか』(花伝社、2021年)
『新 放送論』(編著 学文社、2018年)
『ローカルテレビの60年』(編著 森話社、2017年)

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