2022日本大学大学院 法学研究科デジタルパンフレット
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公法学教員インタビューダイナミックに変貌する公法学を学びさまざまな社会活動への貢献を 公法とは、国家権力と私たち市民、個人の関係性を取り結び、そこにルールを定める法ですが、国家の機能や市民生活の変化に伴って新しい分野が次々と生まれるなど、ダイナミックに変貌しています。 本学の公法学専攻の特徴は、憲法、行政法、税法、刑法、国際公法、基礎法学といったさまざまな公法分野における先端的な議論を展開する教員で構成されているところです。また、たとえば憲法分野ひとつとっても教員によって研究フィールドは多種多様。伝統的に税法教育も充実しています。このバラエティに富んだ教育研究環境は、研究者、税理士、国家公務員などを目指す学生にとって、大変魅力的であるといえるでしょう。私自身はドイツ法を担当しており、ドイツ語力の向上も含め、学生の研究活動のステップの充実をいかにバックアップしていくかを大切にしています。 本専攻では、国家活動に重点を置いた研究を通して、国家社会の深いところの構造を理解できる人材を育成し、さまざまな社会活動への貢献を目指しています。教員、カリキュラム、研究室、図書館等々、充実したマンパワーや設備は提供できると考えています。立地の良さから社会人の方も通いやすい環境です。実は足元にありながらよく見えていない国家というものを、しっかりと見てみたいという好奇心にあふれ、広い視野を持ちたいという意欲ある方に門戸を叩いてほしいと考えています。玉蟲 由樹教授法学研究科公法学専攻教員紹介変更となる場合があります *印の付いている教員は博士後期課程担当者 青字は博士後期課程研究指導科目専門演習担当者憲法*池田 実 教授担当科目専門演習(憲法)憲法研究早稲田大学政治経済学部政治学科卒業早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学山梨大学講師、同助教授、日本大学法学部助教授、同准教授を経て、現在、日本大学法学部教授研究テーマスペインの憲法及び憲法史*高畑 英一郎 教授担当科目専門演習(憲法)憲法特殊講義Ⅰ・Ⅱ法律学原書研究Ⅰ・Ⅱ(英)憲法研究米国ジョージア大学ロースクール修了(LL.M.)日本大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学、日本大学法学部准教授などを経て教授。米国カリフォルニア大学客員研究員、ラトガーズ大学客員研究員比較憲法学会常任理事、宗教法学会理事研究テーマ人権保障(主に精神的自由について)**東 裕 教授柳瀬 昇 教授担当科目専門演習(憲法)憲法特殊講義Ⅰ・Ⅱ公法学特論Ⅲ・Ⅳ憲法研究担当科目専門演習(憲法)憲法研究早稲田大学政治経済学部政治学科卒業早稲田大学大学院政治学研究科(憲法専修) 博士前期課程修了、同博士後期課程単位取得満期退学。苫小牧駒澤大学助教授、同教授、近大姫路大学教授を経て、日本大学法学部教授慶應義塾大学法学部法律学科卒業慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了慶應義塾大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学、信州大学講師、同大学准教授、駒沢大学准教授、日本大学法学部准教授を経て本学部教授。米国カリフォルニア大学客員研究員。研究テーマ国家緊急権、憲法と国家形成、比較憲法(太平洋島嶼諸国)博士(国際学)博士(政策・メディア)研究業績等(教員紹介ページ)※「日本大学研究者情報システム」へアクセスします。池田 実 高畑 英一郎東 裕 柳瀬 昇日本大学大学院法学研究科13

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